L字型キッチンで快適な暮らしを実現!レイアウトと収納のポイント

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キッチンリフォームや新築でキッチン選びに迷っていませんか。
特に、L字型キッチンは人気の高いレイアウトですが、そのメリット・デメリットや選び方を理解していないと、後悔する可能性があります。
今回は、L字型キッチンの魅力と、理想のキッチンを実現するためのポイントを分かりやすくご紹介します。

キッチンでL字型を選ぶメリットとデメリット

広々とした作業スペースと効率的な動線

L字型キッチンは、コンロとシンクが直角に配置されるため、作業スペースが広く確保でき、家事動線がスムーズになります。
シンク、作業スペース、コンロの位置関係にゆとりがあるので、複数人で料理をしても作業しやすいのが特徴です。
I型キッチンと比較すると、ワークトライアングル(冷蔵庫、シンク、コンロを結ぶ三角形)の距離が短くなり、作業効率が向上します。

豊富な収納力と使い勝手の良さ

L字型キッチンは、壁面を2面使用できるため、I型キッチンに比べて収納力が大幅にアップします。
吊戸棚や、コーナーキャビネットなどを設置することで、調理器具や食器、食材などを効率的に収納できます。
コーナーキャビネットは、デッドスペースになりがちなコーナー部分を有効活用できる便利な収納です。

家族とのコミュニケーションを促進

L字型キッチンのレイアウトによっては、対面式にすることで、リビングやダイニングにいる家族とコミュニケーションを取りながら料理ができます。
小さなお子さんを見ながら家事ができるため、子育て中の家庭にもおすすめです。

デメリット:空間確保とコーナーの有効活用

L字型キッチンは、I型キッチンと比べて設置スペースが広く必要です。
特に、対面式の場合は、より広いスペースが必要です。
また、L字の角(コーナー部分)は奥まっていてデッドスペースになりがちなので、工夫して収納や家電の配置を計画する必要があります。

デメリット:費用とリフォームの複雑さ

L字型キッチンへのリフォームは、I型キッチンと比較して費用が高くなる傾向があります。
レイアウト変更や設備の追加などを伴う場合は、さらに費用がかかります。
また、リフォーム工事も複雑になる可能性があります。

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理想のL字型キッチンを実現するためのポイント

ワークトライアングルとレイアウトの重要性

キッチンの使いやすさを左右するのは、ワークトライアングルの設計です。
冷蔵庫、シンク、コンロの位置関係を適切に配置することで、作業効率を最大限に高めることができます。
各辺の長さを考慮し、正三角形に近い形状にするのが理想的です。

サイズ選び:奥行き・間口・高さのバランス

L字型キッチンのサイズは、奥行き、間口(横幅)、高さの3つの要素で決まります。
システムキッチンはメーカーによって規格サイズが決まっているので、設置スペースに合わせて適切なサイズを選ぶことが重要です。
奥行きは60cmまたは65cmが一般的です。
間口は、シンク側が180~270cm、コンロ側が165cmまたは180cmが一般的ですが、メーカーやモデルによって異なります。
高さは、身長に合わせて80~90cm程度が使いやすいとされています。
ワークトップの高さを「身長÷2+5cm」で計算することもできます。

収納計画:吊戸棚・カップボード・コーナー収納

収納計画は、L字型キッチンを快適に使うために不可欠です。
吊戸棚、カップボード、コーナー収納などを効果的に活用することで、収納力を最大限に高めることができます。
コーナー部分の収納は、奥行きが深いため、引き出し式や回転式の収納を採用すると使いやすくなります。

素材選びとデザインのポイント

キッチンは毎日使う場所なので、素材選びも大切です。
耐久性、お手入れのしやすさ、デザインなどを考慮して、ご自身のライフスタイルに合った素材を選びましょう。

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まとめ

L字型キッチンは、作業スペースが広く、収納力も豊富で、家族とのコミュニケーションも取りやすいというメリットがあります。
しかし、設置スペースが広く必要で、コーナー部分の活用に工夫が必要な点など、デメリットも理解した上で計画を立てることが大切です。
設置スペースの確認、収納計画、ワークトライアングルの設計、そして費用についても十分に検討しましょう。
後悔のないキッチン選びをしてください。

当社は、家づくりに対する細やかな気配りであなたの「ライフスタイル」や「らしさ」を最適なかたちで反映していきます。
家づくりでお悩みの方はぜひ当社までご相談ください。

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